1. HOME
  2. 取材執筆
  3. 「しあわせに暮らす」ということ
取材執筆

「しあわせに暮らす」ということ

取材執筆, 書籍

ライティングのお手伝いをさせていただいた書籍、大同ファームの大同千香さん著「しあわせに暮らす~新しい時代の豊かな暮らし方 ~」が本日発売になりました。
以下、Amazonページでの紹介です。

都市の喧騒を離れ、自然豊かな東伊豆での田舎暮らしを実践する大同ファーム。エネルギー自給、無農薬栽培、健康的な食生活など、持続可能で心豊かな生活について、大同千香が余すところなく紹介します。
本書は、以下のような方におすすめです:

  • 自然と共生しながら、自給自足の生活を目指す方
  • 健康食や発酵食品に興味がある方
  • 田舎暮らしに憧れ、具体的な実践方法を知りたい方
  • 農業を始めたい、または興味がある方

目次:

  1. 自然と共生する暮らし
  2. 食と心の大切さ
  3. 私の原点
  4. ふたりの出会いと歩み
  5. 農家として生きる
  6. 神様の宿る土地に暮らす
  7. 自分を満たす生き方
  8. 自然とリンクしながら生きる
  9. 伝えなければならない使命
  10. エピローグ:自然とともに歩む幸せ

自然と共生し、心豊かに生きるためのヒントが詰まった一冊です。今の生活に何か漠然とした不満や不安を抱えている方、何かを変えたいと思っている方に、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれることでしょう。

友人の歩美ちゃんからのご紹介で、東伊豆にある高原の「神様が宿る」と言われている5000坪の敷地まで取材に行ったのは、昨年の10月のこと。

この本の著者である大同千香さんと夫の久志さんは、大同ファームとして夫婦お二人で米、オリーブ、柑橘類を農薬に頼らず育て、自家精米から麹や生米パンを作ってらっしゃいます。

おうちの前に作られたデッキで、千香さんが心を込めて作られた生米パンとお手製のランチをごちそうになりながら、いろいろな話を聞かせてもらいました。

大同夫妻は、「そんな風に暮らせたらいいよね」と私たちが漠然と感じていることを、なんとも自然体で行動に移されています。

好きなことをして暮らせたらいいよね。
自然に優しい暮らしをできたらいいよね。
体に優しく、おいしいモノを日々食べられたらいいよね。
大切な人と、大切な家で、暮らせたらいいよね。
自分たちの作ったものや考えを、生き方に共感してくれる人たちとシェアできたらいいよね。

これらのことを、力まず、無理をせず、されているのです。
こんなふうに自分の理想を実現していくかたちがあるのか!と驚きでした。

自然体と言いながらも節目は何度もあり、書籍ではその節目をどのように迎え、進んでいったかについて、具体的に書かれています。


ライター仕事のいいところは、なんと言っても、仕事を通して自分の生き方を考えられること。
まさに、千香さんの出版をお手伝いさせていただいたのも、そんな仕事のひとつでした。

大阪のビジネス街で育ち、受験のためにたくさん勉強をして、就職氷河期を乗り切って希望のメーカーに就職したけれど、結婚を機に仕事を辞めて、田んぼに囲まれた栃木県に引っ越してきた私。

私何のためにあんなに学生時代勉強ばっかしてたんだろうなぁってむなしくなったときもあったけれど、千香さんのお話を聞いていると、
自然がすぐそばにある栃木で暮らせているってしあわせ。
家で好きな文章を書いて仕事にできているってしあわせ。
と、今に感謝する気持ちが湧いてきました。

無理をせず、自分が進みたい方向に自分のペースで進んでいけばいいんだ、というのは、今の私にとって大きな学びになりました。

千香さん、久志さん、ありがとうございました。
ご縁をくれた歩美ちゃんもありがとうございました。

Kindle版はunlimitedでも読めますので、なんとなく、今の暮らしにもやもやするかも?という方はぜひ読んでみてほしいです!

同時に、ホームページのライティングもお手伝いさせていただきました。

大同夫妻に直接お話を聞けるチャンスもありますので、こんな生き方に憧れる!という方はぜひいろいろ具体的に聞いてみるといいと思います。

大同ファームのお二人と、お二人を必要とされる方が、この書籍やHPをきっかけにつながりますように。