妊活・妊娠期の揺れる気持ちを言葉に ― DUAL STORYブログ伴走
(株)Color Branding代表であり、“仕事も子育ても自分の人生も諦めたくない”人のための準備の場【DUAL STORY】を主宰する重野梨那さんの、ブログライティングの伴走を続けています。
2週間に1度、1時間弱のミーティングをし、そのとき梨那さんの心に残ったことのメモを元に話を聞かせてもらい、私からいろいろ質問をして対話を深め、その内容を記事の下書きのかたちにして、梨那さんにお渡し。
そこから梨那さんが微修正をして、noteに毎週1記事をアップする、というのを1年間続けてきました。
たくさん考え、話すのは得意だけれども、文章に落とすのがあまり得意ではない、という梨那さんの苦手な部分だけをサポートしています。
子どもを授かるまでの気持ちは、誰かの役に立つ
これから子どもも欲しい、でも自分らしく仕事や暮らしを続けていくことも諦めたくない。
そんな人に向けた学びの場を提供している梨那さんは、まさに自分自身がそんな人生を送りたいと思っているひとりでした。
自分が立ち上げた会社が軌道に乗るまでは……と、子どもが欲しいという気持ちはお預けにしていた梨那さん。
心の準備ができて、「さぁ赤ちゃん、いつでも来てちょうだい!」と思ったタイミングから、妊娠・出産の道のりをブログに残そうと、私に伴走をご依頼くださいました。
妊娠してからのブログはいくつもあるけれど、授かるまでのブログってあまりない。
「子どもは欲しいけれど、自分の人生を考えたとき、今なのかな?」
「ほんとに子どもを持つことが幸せなのかな?」
そんな葛藤を経て、子どもを迎えるまでの気持ちをリアルタイムで残しておくことは、【DUAL STORY】を今後続けていく際にきっと誰かの役に立つ、と梨那さんは思ったからです。
すぐに授かると思ってたけれど……
子どもが欲しいと思ってから、妊娠が分かるまでの10カ月ほど、梨那さんはほんとうにたくさんの気持ちを経験しました。
ウキウキしながら「妊活」にいろんな角度から取り組んだり。
「今月も来ちゃった……」と落ち込んだり。
さすが経営者!の目的思考で、妊娠に向かっていろいろ行動したり。
先が見えない妊活に焦ったり不安になったり。
「妊活辞めた!」と自分に言い聞かせてみたり。
同じく妊活中の人のブログを読み漁ったり。
「妊娠したらうれしいし、しなくても楽しい」と思えるようになったり。
隔週で、そのときどきの、梨那さんの素直な気持ちを聞かせてもらいました。
そして、頑張りやさんで、ポジティブで、落ち込んでも、自分で這い上がってくる強さを持っている梨那さんのことが、私はどんどん好きになりました。
これから妊娠を考える人にぜひ読んでほしい
妊娠中も子育て中も、そのとき自分がどんなことを考えていたかなんて、ほとんどのことは、忘れていってしまいます。
で、写真を見て思い出せる気持ちって、ほんの一部なんですよね。
私ももう10年ブログを書いていますが、まだ子どもたちが小さかった頃のブログをたまに読み返すと、「私はこんなことを当時考えていたのか!」と自分で驚くこともあります。
消えていってしまう気持ちを書き留めるのは、自分にとっても貴重な財産になりますし、同じような時間を過ごしている人にとっては、大きな学びになるんですよね。
そう言った意味で、「何となく引っかかったこと」を書いたり人に話したりして深めていくって、実はとても大切な時間なんだなと、梨那さんとのミーティングを1年間続けて改めて感じています。
これから子どもが欲しいな、と考えている人にぜひ読んでほしいnoteです。
梨那さん、1年前に「石原さんに心を預けたい」って言ってくれてありがとう。
これからもよろしくお願いします。
