「流水紋と生きる~清水寺にて~」奉納舞台に集う仲間たち
昨晩は、2025年5月15日(木)~17日(土)に京都清水寺で行われる、「魂のリトリート 流水紋と生きる」のキックオフミーティングがあり、19人の仲間がZoomで集まりました。
天に感謝する奉納舞台を清水寺で
私のライターとしてのあり方に大きな影響を与えてくださった、ファッションブランドAURATiERのデザイナー佐藤基子さんから、「石原さんの言葉を紡ぐ力をお貸しください」とお声がけいただいたのは、7月のこと。
基子さんがこれまで、デザイナーとして流水紋を服に仕立て広めていくなかで、私が「自分の魂を喜ばせる」「自分を生きる」ことを実践できるようになったことを天に感謝する、奉納の舞台を清水寺で行う、というのです。
マレーシアやパリコレ、淡路島の禅坊靖寧さんでショーを行ってきた実績のある基子さんですが、清水寺!?
いつもそのスケールの大きさに驚かされますが、その実現のために「言葉」が必要だから、もし石原さんが一緒にやりたいと思うなら……ということでした。
私は「やらせてください!」と即答。
私のライターとしての誇りとやりがいを教えてくださった基子さんがやりたいということ、一緒にやりたくないわけがありません。
愛の循環、で実現するプロジェクト
このプロジェクトには、AURATiERスタッフの他、モデルさん、ヘアメイクさん、会場スタッフ、アンバサダー……たくさんの方が関わりますが、みなさん、ボランティア参加。
お客さまからはチケット代をいただきますが、機材や設備のレンタル費用等の経費を除いてすべて清水寺に奉納されます。
それでもやりたい!!というスタッフたちが、全国から集まっています。これって、すごいことですよね。
基子さんは言います。
「自分がこれまで積み重ねてきたものを天に捧げたいという、アーティストたちのパワーを集めたい」
ヒリヒリしますね……。
ライターという仕事を「アーティスト」と表現してくださる人はそんなにいません。
「お客さんの言うことを文章にする」「あふれる情報を読みやすくまとめる」ーそんな「作業」じゃなくて、プライドを持って、言葉を紡ぐ。
「石原さんは、言葉のアーティストなんだから!」
そんなふうに言ってくださる方のお役に立ちたい!自分のスキルを役立てたい!ー私がそう思ってこのプロジェクトに参加するように、昨日集まったみなさん、そうなんだろうなぁ!
基子さんの求心力は、とてつもなく強いのです。
ブレない軸を言葉にする
基子さんから依頼された最初の仕事は、「このプロジェクトのコンセプトを文字にする」というもの。
これからメンバーも増えるだろうし、協力をお願いすることもあると思う。何かあるたびに、立ち返って「そうだった!こういう想いでやろうとしてるんだった」と思い出せるように、今の想いを言葉にしておきたい、という依頼でした。
経典をつくるような?そんな気持ちで基子さんの言葉を1時間ほど聞きました。
ご自分の気持ちをぶわーっとメモ書きされたものを、あふれるようにお話くださいました。
基子さんの言葉にはとってもパワーがあります。
ご本人は「降りてくるのだ」と言うのですが、言葉を職業にしている私からすると、ちょっとジェラシーを感じるほどです。
私には、自分の中から、こんなにも強い言葉たちは出てきません。
それらを紡いで文章にできる、というのはとても嬉しいことです。ああでもない、こうでもない、と考えているとき、体が喜んでいる感じがしました。あ!これが「魂を喜ばす」というやつか!
結局、A4表裏たっぷりのボリュームのある文章になってしまったのですが、昨日、そのコンセプトを、スタッフの大澤ちゃんがみんなの前で読み上げてくれました。
大澤ちゃんの、落ち着いた声で読み上げられるのを聞いていると、「私、よくこんなにきれいにまとめられたな」と思いました(笑)。
そして、基子さんの想いを、こうやって、私が整理した言葉を通じて仲間に届けられること、ほんとにほんとに嬉しく、光栄に感じたのです。
自分のスキルを最大限に使ってもらうって、こんなにも嬉しいことなんですね。
その場に居合わせるみなさんが天とつながる舞台にしたい
私がこれから任されるのは、広報部隊としての役割です。
この奉納舞台のことを、たくさんの人に、正しく知ってもらい、いろんなかたちで魂を喜ばせてもらうこと。
そのために、私がこれまで積み上げてきたものを出し尽くしたい。
この感覚が、基子さんが言う「自分が持てる芸をすべて天に捧げる」ということなのか……。ちょっとずつ、ちょっとずつ分かりかけてきた気がします。
メンバーみんなのスキルとパワーが集まると、どんな景色が見えるのだろう……
今からとっても楽しみです。
5月16日(金)19:00~
ぜひこの舞台を見てみたい、という方は今から予定を空けておいてくださいね。
諸々決まり次第、アップしていきます。
*AURATiER ブランドサイト