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その他取材・執筆

TANOKURA vol.43できました!

ライティングをお手伝いして10年目に入る(!)「暮らしを楽しむ」フリーマガジンTANOKURAの最新刊ができました!

最新号 | TANOKURA vol.43「リノベしてみる?」|TANOKURA (tano-kura.net)

今回は10ページの特集「リノベしてみる?」

TOCORON様「家と暮らしをなじませる」
伴工務店様「知味さんの家族の景色をたずねてvol.3」
を担当させていただきました。

今お受けしているライターのお仕事は、9割がWEBで完結型のものですが、TANOKURAは、10年前にお手伝いを始めたころから変わらず、取材班で現地へ向かってヒアリングと撮影をします。

コロナ禍を経て、私の仕事のスタイルが随分変わって、ほぼ在宅でひとりでする仕事が増えたからこそ、この楽しさを実感します。特集をたまたま2回続けて担当させていただく機会に恵まれて、よりそう感じましたね。

ざっくりとしたラフを作ってくれた状態から、「何書く?」という感じで、地図に沿って宝物を探すような気分で取材を進めていくのは本当に楽しい。

今回のテーマ「リノベしてみる?」は特に、私はやっぱり建築とかインテリアが好きなので、興味津々で取材できるのが楽しかったのでしょうねぇ!(だから依頼してくださっているわけだけれども)

特集のためにお伺いした、建築士の有紀さんが自らリノベーションされたマンションは、お話を聞いていてワクワクが止まりませんでした。それに個人的に、そうだよねぇ!住み替えいいよねぇ!こういうマンションいいよねぇ!と激しく共感し、ぶわーっと想像が広がったんですよね。

子どもが小さいときにやっぱり夢いっぱいで一軒家を新築したわが家ですが、子どもが大きくなって巣立ったら、住まいをダウンサイズして、コンパクトな住まいもいいなぁ!と切実に思いました。

特集は、導入と編集後記を短いポエミーな言葉で書くのですが、そこは私がこの取材で感じたことを濃縮して文字にするわけです。感覚を煮詰めて言葉にする作業って、冷静なレポートを書く作業とは全く違います。現場の空気を思い出し、言葉のリズムにも気を配り、でも伝えたいことが伝わらないといけない。

その後校正も入るので、私がこれだ!と思った言葉がそのまま採用されるわけではなく、残念な思いもしますが…それも含めていい経験です。私が個人的に、特集のライティングの醍醐味だなぁと思っているところです。

長らく担当させていただいているTOCORON様や、連続企画の伴工務店様のおうちを見ていてもつくづく思うのですが。

結婚して→会社辞めちゃったから何したらいいか分からなくなって→妊娠中から勉強してインテリアコーディネーターの資格取って→子育て中に整理収納アドバイザーの資格取って仕事にして→卒業してライターに専念してる

という私の仕事の変遷って、遠回りのようで、決してそうじゃなかったなぁと思えます。昔の知識であっても、あるのとないのとではやっぱり違うと感じるからです。

そう思わせてもらえる「おうち」の取材・執筆はほんと楽しくてありがたいお仕事です。

TANOKURA最新刊は、栃木県・近隣県のカフェや雑貨店インテリアショップなどに設置されています。
フリーマガジンTANOKURA設置店リスト|TANOKURA (tano-kura.net)

ぜひお手に取ってご覧くださいね!

◆今回取材させていただいた会社様
株式会社丸山木工所
TOCORON
伴工務店

ありがとうございました。